沖縄県 石垣市立川原小学校 | 発展途上国に井戸建設を目標に 会社設立 育てた野菜や花を販売 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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発展途上国に井戸建設を目標に 会社設立 育てた野菜や花を販売

沖縄県 石垣市立川原小学校 全児童(22人)のみなさん

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石垣市立川原小学校の児童は、仮想の会社を立ち上げ、学校の畑で自分たちが植えて育てた野菜や花の販売までを行う、実践的活動に取り組んでいる。2016年からスタートした「プロジェクトK」の一環で、児童が「社長、副社長」「営業」「デザイン」「会計」「アルバイト」の5課に分かれ、それぞれの業務を遂行する。

今年2月にはJAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場で、「川原マーケット」と銘打った店頭販売を行った。昨年秋から準備を進め、ミニトマトやジャガイモの他、ビオラなど5種類の花の苗約600鉢を店頭に並べたところ、約30分でビオラと野菜を完売した。

今年度最初の「川原マーケット」は同会場で7月に開催。児童たちは、手作りのレシートや、昨年度の反省点を生かして、花はポットの他に丸鉢やプランターを用意するなどの工夫も。さらに開店前には笑顔のあいさつと発声練習を行って販売に臨んだ。今回も開店と同時に多くの市民が来店し、ピーマンやゴーヤ、トレニア、マツバボタンが次々と売れていった。

沖縄県 石垣市立川原小学校 全児童(22人)のみなさん2

購入した市民は「子どもたちの対応が気持ちよかった」「生産から販売まで、こういう体験学習は素晴らしい」「がんばる子どもたちを応援したい」と話す。

今回の売り上げは約2万7千円。児童たちは最終的な収益を発展途上国に井戸を作るために役立てることを目標にしており、今後もみんなで力を合わせて川原マーケットを継続していく考えだ。
(2017年8月掲載)

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