生きる自信を手に入れた専門学校生|名古屋工学院専門学校-奥田 博雅さん

生きる自信を手に入れた専門学校生たち 機械・電気・電子系ジャンルの先輩たち

発電所の運転員として活躍する先輩

発電所の運転員のメイン画像

ライフラインである電気を、安全・安定供給。事故が起こったとしても安全に終息させる、それが使命です。

浜岡原子力発電所の3号機運転員として、弁操作や機器の起動・停止などの運転操作、定期検査や巡視点検などの業務を行っています。高校生の頃に電気を学び、電気事業に興味を持ち、専門学校で発電・送電システムや技術を学んだことで、電気の安定供給に携わりたいと感じました。勉強すればするほど知識が増えていく面白さに気付いたのも、資格取得に向けて学んだ専門学校時代。放課後に友達と残って勉強をしていたことを思い出します。先生も親切で、分かるまで丁寧に教えてくださいました。勉強をする習慣は、社会人になった今でも自分自身の成長のために役立っていると感じます。原子力発電所は、間違いがあってはいけない現場。あらゆる事故を想定した訓練を行い、どんな小さな異常も見逃さないよう細心の注意を払っています。学んだことは日々記録し、時々振り返っています。
これからの目標は、事故時対応訓練で事故対応・操作を冷静かつ的確に行うことができるようになり、万が一、事故が発生した場合、安全に事故を終息させることができる運転員になることです。特定の人しか扱わない原子力発電に携わっている点はやりがいでもあり責任も大きいです。何事もなく1日を終えられた時にホッとすると同時に、こうした日々がこの国のエネルギーを守っているのだと、誇らしい気持ちになります。

発電所の運転員のサブ画像1 発電所の運転員のサブ画像2
  • 名古屋工学院専門学校
  • 電気工学研究科 2014年3月卒業
  • 中部電力株式会社
  • 本店 浜岡原子力総合事業所 浜岡原子力発電所 発電部
  • 奥田 博雅さん

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一