秋田県 六郷高校 | 食べたみんなが幸せになってほしい 育てた野菜を子ども食堂や施設に寄付 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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食べたみんなが幸せになってほしい 育てた野菜を子ども食堂や施設に寄付

秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん

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秋田県美郷町の県立六郷高等学校の生徒たちは、日々の学びや部活動などを通して「優しさという力」を育み、ボランティア活動や地域行事への参加など、多彩な活動を推進。国の重要無形民俗文化財「六郷のカマクラ行事」へのボランティア参加や福祉施設への訪問・交流、子供たちへの読み聞かせ活動など、先輩から後輩へ、長年に亘り受け継がれてきた活動が高く評価され、2014年にはボランティア功労者厚生労働大臣表彰を、2021年には奉仕活動に関する厚生労働大臣賞を受賞している。

2023年度は、「六高プロジェクト」と名付けた地域貢献活動の一環で、有志生徒が校内の畑でネギやきゅうり、トマトなどを、校舎内で菌床を使ってシイタケを栽培し、収穫後、町の子ども食堂や同校周辺の福祉施設に寄付した。

生徒は、教師の指導を受けながら野菜やシイタケの育成に挑戦。水やりや草取りなどの手入れや収穫までの行程を「楽しかった」「やりがいを感じた」といい、施設などに寄付できてうれしいと話す。

昨年の12月12日、子ども食堂の代表を同校に招き、「おいしく食べてもらえれば」とネギ約40本、シイタケ約5キロを贈呈した。

「高校生が子どもたちを思って寄付してくれることがうれしい」と感謝する子ども食堂では17日、約60人が参加してクリスマス会を開催。同校のネギとシイタケで作ったハンバーグを食べた子どもたちは、「おいしい、おいしい」と笑顔いっぱいだったという。

「食べたみんなが幸せになってほしい」と話す生徒たち。これからも「優しさという力」を発揮し、地域貢献活動に取り組んでいきたいと力を込めた。
(2024年2月掲載)

秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん2 秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん3

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