長野県 長野工業高校 | 介護現場で安全に仕事を コロナ簡易防護服を開発 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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介護現場で安全に仕事を コロナ簡易防護服を開発

長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん

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生徒たちによる積極的な社会貢献活動で知られる長野県長野工業高校。今年のコロナ禍でも様々な活動を展開している。

今年6月には「医療従事者の役に立てれば」と、県内の5つの工業高校生と協力して製作したフェイスシールド200個を、長野県庁に寄贈。

続けて「介護現場で気軽に使ってほしい」と、農業用マルチシートを利用した簡易防護服を開発した。

長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん2

この活動は、新型ウイルス感染拡大で福祉施設などの介護現場で、防護服不足を想定した県社会福祉協議会による防護服作成協力の呼びかけに応えたもの。

開発したのは機械科「長光プロジェクト」の3年生10人で、8月から取り組みをスタート。試作を繰り返し、約2ヶ月間かけて完成させた防護服は、農業用マルチシートを自分たちで作った型紙に合わせて裁断。前掛け型のデザインで誰でも体型に関係なく簡単に着られるよう工夫した。

10月、生徒たちは県社会福祉協議会を訪れ、簡易防護服150着を贈呈した。

素材代は1着約6円、使い捨てできるので衛生的という生徒たちは「福祉施設など、介護の現場で働く職員の方々が、この防護服で少しでもコロナ感染の不安なく仕事をしてもらえたら」と願っていた。

なお、贈呈した防護服は今後、県社会福祉協議会を通して希望する福祉施設に配られ、訪問介護のヘルパーが着用する予定という。

今回参加した3年生は、要望があれば卒業するまで製作し、寄付していきたいと話している。
(2020年11月掲載)

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