【特集】上原浩治選手からの高校生へのメッセージ | 日本の学校

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アスリートからの熱いメッセージ

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上原浩治選手

上原 浩治選手

野球選手 読売巨人軍

PROFILE

1975年4月3日生まれ。大阪府出身。小学校時代、父と兄の影響もあり、少年野球チーム「寝屋川アスナローズ」に入団。小・中学時代は、チームの中心メンバーとして活躍する。東海大学付属仰星高校に入学後、野球部に所属し硬式野球を始める。当時は主に外野手として活躍し、投手として注目を集めるようになったのは大阪体育大学時代。在学中は、全日本大学野球選手権をはじめ、全日本大学チームのメンバーとして日米対抗戦、インターコンチネンタルカップなどに出場。98年、読売巨人軍からドラフト1位指名をうけ入団。入団後もメキメキと実力を発揮し、最優秀新人賞や沢村賞など数々の賞を受賞。そして2002年のリーグ優勝、2004年のアテネ五輪銅メダルにも大きく貢献する。

上原 浩治選手の学生時代は・・・

プロを目指すより、野球が楽しめることが重要だった

上原浩治選手写真
父が地元の少年野球チームでコーチをやっていたし、2つ上の兄もチームに入っていたので、僕も小学校1年の時から自然と野球を始めましたね。家庭環境が野球そのものだったんでしょうね(笑)。中学では学校に野球部がなかったので、プレーは少年野球チームが中心でした。当時は軟式野球で、硬式を始めたのは高校に進学してからですね。1年生の時は球拾いばっかりで、先輩も怖かったけど、「野球を続けていきたいな~」と漠然と思い出したのはこの頃ですね。それまでは、ただ好きだったし、野球をしているのが当然のような環境の中で育ったこともあって、中学・高校と野球ばっかりしていたけど「プロになりたい」と、特に意識してなかったんです。
高校3年の時、「大学に行っても野球がやりたい」という気持ちもあって、大阪体育大学を受験したんですが落第。1年間の浪人生活を送りました。いま思っても、浪人時代が一番辛かった時ですね。「これから自分はどうなるんだろう?」「野球を続けられるんだろうか」と真剣に落ち込みましたね。先が見えない不安です。あの頃のことを思い出したら、今、野球をできていることの嬉しさを実感できますね。
それだけに、一浪して入った大学時代は忘れられませんね。当時は強い野球部じゃなかったから、学校からの援助もほとんどなくて、全国大会の時はみんなでお金を出し合ってバスを借りて行きましたね。友だちも大阪から応援に来てくれるんですが、宿泊費がもったいないので車で寝たりして、楽しい思い出です。大学では野球にも思いっきり打ち込めたし、全国大会出場や全日本のメンバーに選ばれたことも、僕の野球人生の大きな節目になっているんじゃないかな。中でも1年の全国大会では、いいピッチングができたことで注目されたし、初めてプロを意識したのもこの頃でした。

いつも向上心を持って、チャレンジし続けたい!

上原浩治選手写真
プロになって、一番嬉しかったのは2002年のリーグ優勝ですね。もちろん、最優秀新人賞や沢村賞などの賞をいただいたことも嬉しかったけど、リーグ優勝の感動は格別ですね。あのビールかけが忘れられませんよ(笑)。それまでにはケガで苦しんだこともたくさんあったけど、ビールかけの瞬間「あ~、野球をやってきてよかった!」と実感して、それまでの苦労や疲れがビールとともに流れていったようでした。
そして昨年は、アテネオリンピックでメダルを取ることができて素晴らしい思い出もできましたからね。プロチームということで、負けられないプレッシャーはありましたが、チーム全員がいい雰囲気で素晴らしいプレーができたと思います。
今年の目標は、やはりリーグ優勝ですね。あの感動をもう一度、味わいたいですね。そのためには、妥協するのではなく、いつも向上心を持って、チャレンジしていきたい。もちろんメジャーリーグという夢も持っています。自分の力を試してみたいという気持ちが強いですね。大学時代、プロを目指した気持ちと同じですよ。

上原 浩治選手からのワンポイントアドバイス

やらされているのではなく、自分からやる練習や気持ちが大事

上原 浩治選手写真
上原 浩治選手写真
上原 浩治選手写真
 スポーツに限ったことではありませんが、技術や実力を身につけたいなら、自分からやる練習が一番大事だと思います。どんなに素晴らしい指導者がついていても、練習している自分自身が「やらされている」という意識では、身につくとは思えません。僕の場合は、ただ野球が好きだった、楽しかったから練習も自分からやれたんだと思います。だから、身についたのだと確信しています。そのことを踏まえて、練習にのぞんでください。
まず、野球の基礎プレーを充実させることが上達のコツです。基本となる身体や筋肉、体力作りを目指して基礎練習を大切にしてください。

(1)走り
足腰を鍛え、丈夫な下半身を作ることは全てのプレーの基本になります。特に野球では、捕って投げるという動作が基本になります。その動きが流れよくつながるためにも、足の筋肉や関節を鍛える下半身の運動が重要です。
(2)ピッチング、バッティング、ノック
肩やひじなどの筋肉を鍛えるとともに、動きや筋肉の使い方を意識しながら練習することが大切です。また、気を付けてほしいのは、投げる、打つといった練習は、正しく動かさなければ肩やひじ、関節などを痛める可能性もあるということです。そのためにも十分注意して練習メニューを考えてください。
(3)チューブトレーニング
関節などに無理な負担をかけずに、肩やひじなどの細かい筋肉を強化することができます。激しい練習ばかりを繰り返すより、毎日の細かなトレーニングの積み重ねが大切です。
(4)アフターケア
練習で筋肉や関節を使った後には、アフターケアで筋肉をほぐしたり、クールダウンさせて疲れをためないようにしてください。無理の積み重ねは、ケガや故障の原因にもなります。

特に中学・高校時代は体力も充分な時期ですが、ウエイトトレーニングで身体を作るより、走る、投げる、打つ、捕るといった基本練習に重点をおいて、身体と筋肉を強化してください。どんなプレーにも対応できる、土台作りが大切です。

上原 浩治選手からみんなへメッセージ

楽しめることが、ステップアップにつながる

上原 浩治選手写真
僕が野球を続けてこられたのは、どんな時も野球を楽しめたからじゃないかな。プロになってからも、ケガをして練習ができなくて悔しい思いをしたこともありましたが、好きという気持ちは変わらなかった。だから早くケガを治して練習したい!野球を楽しみたい!といつも思ってました。
小学生で少年野球チームに入って以来、野球を楽しめる場所や環境をいつも追いかけてきたのかも。だから、いろんなことにチャレンジもできたし、ステップアップにつながったんだと思います。
夢へのチャレンジの方法は人それぞれですが、一番大事にしてもらいたいのは「自分がやりたい!」と思えること。それが楽しさだと思いますね。

※この記事は2005年1月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

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目標のためには手を抜かない、努力を怠らない
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今岡 誠選手(プロ野球選手)
いろんな経験の中から、自分自身の目的を見つけよう
三浦 大輔選手
三浦 大輔選手(プロ野球選手)
たくさんの経験から、好きな道を見つけよう!
掛布 雅之さん
掛布 雅之さん(元プロ野球選手)
あきらめずに続けた者だけが感じられる
赤星 憲広選手
赤星 憲広選手(プロ野球選手)
練習は継続してこそプラスになる!
矢野 輝弘選手
矢野 輝弘選手(プロ野球選手)
あきらめない限り、一歩でも半歩でも近づいていけてると思います。

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一