の特長
- 学部・学科・コースについて
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■徹底した「医学」「工学」「技術」の基礎教育で、医療現場で活躍できる人材を育成
「医学」と「工学」を融合した「生体工学」の視点と、医療機器の操作技術をバランスよく学び、徹底した基礎力を身につけます。また、ICT(情報通信技術)を活用できる能力を養成すべく、医療情報システムやセキュリティ対策についても学びます。
医学の進歩による医療機器の高度化、医療スタッフが連携して治療を行うチーム医療に欠かせない存在として、病室をはじめ、手術室や集中治療室、救命救急の現場などあらゆる場所とシーンで活躍できる人材を育成します。
■臨床工学技士とは?
医学の進歩につれて医療機器も高度化し、医学的、工学的な知識を持って機器を操作できる専門家が必要となって生まれたのが臨床工学技士。血液浄化装置、人工心肺装置、人工呼吸器といった生命維持管理装置を安全かつ的確に操作・管理するスペシャリストです。もっと見る
- 学べる内容
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■「医用ロボット工学」など先進科学技術を学ぶ
●機能評価分析学
「人体の中にある臓器」と「人工臓器」の機能的な違いや特性について学びます。例えば、血液浄化や体外循環で使用される人工腎臓・人工肺、埋め込み型の人工心臓などの機能を理解するとともに、その測定法を学び、得られたデータの分析・評価法を身につけます。
●医用ロボット工学
手術で活躍するロボットや、人工心臓を駆動させる機器とその外部情報を読み取るセンサーなど、医療現場を支える高度な工学領域について学びます。また、医療における人工知能(AI)についても知識を深めます。
●IPW論
全学科共同で「チーム医療」について学ぶ科目。各学科の学生が集い、「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。実際の症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かを、それぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて、最適なアプローチ方法を考えます。もっと見る
- 取得受験資格
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■臨床工学科で取得可能な資格
臨床工学技士国家試験受験資格
第1種・第2種ME技術者
医療情報技師もっと見る
- 卒業後の進路
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■手術室や集中治療室から病室、在宅まで、医療機器を扱うあらゆる現場で活躍する
手術に関わりたいのであれば「急性期系の医療機関」、患者さんと関わる機会を増やしたいのであれば「血液浄化療法に強い医療機関」など、自分の興味にあった選択肢が広がっています。そのほか、研究や教育分野、医療機器の開発、海外NPO・NGOで医療安全に関わるなど、多様なニーズがあります。
■予想される就職先
総合病院やクリニックなどの医療機関、人工透析センター、医療機器メーカー、教育・研究機関、海外NPO・NGO などもっと見る
の概要
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・保健・衛生学
- ・医用工学
- ・医学
- ・人間科学
- ・心理学
- ・電気工学
- ・電子工学
- ・情報工学
- ・応用化学
- ・物理学
目指せる職業
- ・臨床工学技士
資格
- ・臨床工学技士