東京工科大学 - 学部・学科・コース詳細（医療保健学部）

■医療保健学部のカリキュラム
コミュニケーション、コラボレーション、コンピュータに因んだ「３C」スキル教育を徹底。人の意見を理解し、自身の意見も伝えるためディベートなどの授業を採用し、コミュニケーション力を養成します。また、各医療スタッフとの協働のあり方についても学修。加えて、現在の医療では電子カルテや情報の伝達・共有に欠かせないツールとなっているICTについても１年次から取り組んでいきます。「３C」スキルを備え、自立して判断し、積極的にチーム医療の中で力を発揮できる力をはぐくみます。

■看護学科
看護職は、患者さんの「生きる力」を引き出し、人の心と身体、両方をケアするスペシャリストとして医療現場に欠かせない存在です。電子カルテや医療機器の操作に必要なICTスキルを学ぶとともに、模擬患者を用いた演習、援助技術を録画してチェックできるシミュレーション学習など特色ある教育を展開。科学的・論理的に考え行動できる実践力を養成します。
■理学療法学科
理学療法士は、身体に障がいを抱えた患者さんに対し、関節可動域の改善や筋力トレーニングなどの運動療法を行って、身体機能の改善を促すリハビリテーション医療を担います。人々の生活の質の向上に必要なものを理学療法士の立場から考察、実践し、医療のみならず保健・福祉・スポーツ・教育などの分野に対応できる人材を育成します。
■作業療法学科
作業療法士は、心や身体に障がいのある方が、生きることに前向きな気持ちを持って日常生活での自立や社会復帰をし、有意義な人生を送ることができるように能力回復をサポートする専門職です。作業療法学科ではつねに心と身体はリンクしていることを念頭に置き、領域ごとに講義と実習を効果的に組み合わせ、チーム医療で重要な役割を担えるリハビリの専門家を育成します。
■臨床工学科
臨床工学技士は、先進医療機器が欠かせない現代の医療において、医学と工学に精通した唯一の医療専門職として、あらゆる医療機関で求められています。学園として長年にわたり培ったノウハウと、臨床工学科では病院の現場で実際に使われている最新鋭の実習設備を学内に再現し、未来の先進医療を担う臨床工学技士を育成します。
■臨床検査学科
臨床検査技師とは、血液検査や生化学検査をはじめ、呼吸機能検査、心電図、超音波、脳波検査などの各種検査を行い、病気の診断や治療計画に必要不可欠なデータを提供するエキスパートです。本学科では、一流病院での臨地実習や最先端の学習環境、専門科目と演習・実習を並行して学べるカリキュラムを通し、医療専門職として活躍するための実力を固めます。

■蒲田キャンパス
学内に、病院と遜色ない充実した演習施設を用意。ナースステーションを模した病棟模擬実習室や手術環境を再現した臨床工学実習室、リハビリテーション技術を高める専用施設のほか、各種検査機器を完備しています。

■臨床実習
医療保健学部では、高い実践力と明確な問題意識を持って社会に貢献する人材の育成をめざし、臨床実習を行っています。実習施設は、総合病院から専門医療機関まで、首都圏を中心に他に例を見ないほど充実しており、学生はさまざまな医療機関の現場に触れ、知識・技術を吸収することができます。