外国語学部 国際日本学科 2024年4月開設

高度な英語運用能力を有し、日本語・日本文化に精通したグローバル人材を育成。

国際日本学科の特長

学部・学科・コースについて

■2024年4月『国際日本学科』開設

社会のグローバル化により、国内での外国人材が増加の一途をたどる中、文化や価値観の違いを理解し、相互的なコミュニケーションを通じて彼らをサポートできる人材が求められています。
また、一方で、外国人材の家族や留学生などに日本語を教える日本語教員や、日本の文化（伝統文化・ポップカルチャー）を海外に発信する担い手も不足しているのが現状です。このような社会的ニーズに応えるべく、英語・日本語の優れたコミュニケーション能力をもつとともに、日本および諸外国の文化・社会・歴史などに関する深い知識を身に付け、広く国際社会に貢献できる人材を育成する新設学科の開設を予定しています。

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学べる内容

■言語、文化、社会に精通した 国際人を育てる。

（１）本学の伝統ある語学教育のもと、高度な英語運用力を身に付ける
グローバル社会で求められる、実践的な「英語運用能力」を身に付けるため、少人数の習熟度別クラスできめ細かな英語教育を展開。英語の4技能（聞く・話す・読む・書く）を高めます。

（２）企業や地域の教育・行政などの現場で「国際化」に貢献できる人材
一般企業内や地域の教育・行政などの場において、外国人材やその家族が日本での就労・生活などにスムーズに順応できるようサポートし、「国際化」に貢献できる人材を育成します。

（３）さまざまな教育現場などで日本語を専門的に教えられる日本語教員を養成
現在、日本語を母語としない人に日本語を教える教員が圧倒的に不足しています。そうした社会的ニーズに応えるべく、高度な英語運用能力と日本語の専門的知識を併せもつ日本語教員を養成します。

（４）伝統文化からポップカルチャーまで、日本の文化を発信する
高度な英語運用能力を生かし、日本の誇るべき伝統文化や現代文化（マンガ、アニメなどのポップカルチャー）を、海外に発信できる知見とコミュニケーション能力を育みます。

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海外研修制度

■55カ国・地域395大学のもと、年間約1,250人*を海外に派遣
最短4週から最長では3年間まで、学生の希望に沿って選べる多彩な留学プログラムを用意し、年間約1,250人の学生を海外に派遣。フルスカラシップ（留学先の授業料・住居費・食費を免除または支給）などの給付型留学奨学金も充実しています。

*2022年度実績


■国際日本学科独自のグローバル・リエゾン留学（仮称）
長年実績がある1年間のリベラルアーツ留学※1を基盤とし、新たな要素を加えて構築された学科独自の留学プログラムです。留学までに高度な英語力を修得するとともに、自国の文化や歴史についての見識を深め、留学先において紹介・発信します。さらに現地ではグローバル・リエゾン人材※2に求められる異文化理解力を深める科目も履修。併せて傾聴力、論理的思考力、コミュニケーション力、交渉力を養成しつつ、日本語教育推進と日本語学習者の支援活動にも取り組みます。

※1 留学先大学の学部生と一緒に、ビジネスや国際関係論などの科目を受講する原則1年間の留学。学内選考試験で選抜します。
※2 国・言語・文化の違いを乗り越え、人と人との橋渡しをしてよりよい関係性を構築する人材。

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独自の教育体制

■日本語教員の実践力を養う国内外の多彩なプログラム
「グローバル・リエゾン留学」では、海外協定大学で開講される日本語授業の「支援」や担当教員の「補助」などの実践的な学びの場を体験します。

一方、本学にも毎年数多くの外国人留学生が留学し（2022年度実績で約960人）、日本語や日本文化について学んでいます。本学の日本語教員養成課程では、外国人留学生が学ぶ留学生別科・日本語コースの授業の見学や、学生が授業で講師を務めて日本語を教える体験も。また国際日本学科の新設にともない、日本語教員などをめざす本学学生が、日常的に外国人留学生の学修支援を手がけるプログラムも開設する予定です。


■アナウンサーが指導する日本語の授業も
日本語教員になるための理論の一つに音声研究があり、発音の仕方（調音）やアクセントなどを深く学ぶ授業として「音声学特殊講義」を開講します。アナウンサーが講師を務め、音声学に関する専門的な講義とともに授業の中では現場の話を聞くこともできます。アナウンサー志望の方はぜひ受講してみてください。

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国際日本学科の概要

• 定員200名
• 学費140万円  [諸会費を除く]

※2025年4月入学者対象のものです。