最近こいのぼりを上げる家も少なくなってきましたが、GW前半に用事で熊野を通った時に、七里御浜でずらっと並んだこいのぼりが目に入り、思わず車を止めて浜まで下りて眺めました。熊野で毎年やっていることは以前から知っていましたが、身近で見るのは初めてで、青空に気持ちよく泳ぐ大小、様々な色のこいのぼりは壮観でした。
ただ、その時は「本当なら今年はこの風景は見られなかったはず」ということを知らずに七里御浜を後にしました。
家に帰ってからネットで調べてみると、「令和5年のゴールデンウィークが最後の熊野のこいのぼり」という記事が目に入ってきました。
でも「今年もやっていたぞ?」と思いつつ調べてみると、地域のボランティア団体が約40年近く続けてきたが、メンバーの高齢化のために昨年で終わりにするつもりだったところ、地元の若者の有志が、続けていかねばと立ち上がり、高校生も巻き込んで今年も実現したそうです。
多くの地域では、そうやって行事やイベントが引き継がれなくなりつつある中、若者が立ち上がって引き継いで昨年と変わらず実施できたことは素晴らしいと思います。
堤防の上からじっと元気に泳ぐこいのぼりを見つめるお年寄はどのようなおもいだったでしょうか。
中日新聞のYoutube動画↓ (再生するとデータを多く消費するので注意が必要です)