常にママを求められる:8歳 | 9才まで保護者の不安、ストレス | 成功する子育てアドバイスQ&A - 学校情報日本の学校

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9才まで 小学校低学年  5.保護者の不安、ストレス
Q 『常にママを求められる:8歳』
 小2の娘についてです。常に私にまとわりつく娘で、小学生なのだしいい加減にしてほしいと常々思っています。娘は私が家事をしていても、お風呂等の自分の生活をしていても、関係なく話しかけてきたりしてきて、相手をしてもらおうとします。専業でいたので娘とはじっくり接してきましたし、呼びかけや要望におざなりではなくきちんと応えていました。しかし今になっても「公園に付いてきて」と言ったり、友達の家に遊びにいっても「ママもいないなら帰る」と言ったり、私を常に求めます。お友だちと私抜きで遊び始めている時に、だんだんと離れてみましたが、いない事に気付くと泣いたり不機嫌になったりしています。小学校に入れば学校の友達といる方が楽しくなるだろう、とのんびり構えていたからでしょうか。
A イラスト「のんびり構えましょう」
 もう小2なのに、と焦る必要はありません。また、ちゃんと育てないといといけない、と思いすぎる事もありません。今まで愛情をたっぷりかけて来たのなら、これから先は無理に方向を示さなくても子どもは自然に巣立っていきます。

「人格を尊重してあげましょう」
 一つの試みとして、逆にお母さんがお子さんを求めてみましょう。たとえばお子さんの得意分野でできるお手伝いを、「お願い、宜しくね」と全面的に任せてしまいます。お母さんの思うように仕上がらなくても、「OK、ありがとう!またお願いね」と頼りにしてあげましょう。
 また、友達遊びをしている子どもから離れる時は様子を見ながら離れるのではなく、「お約束してたように、お母さんは3時から用事があるから先に帰るね」とはっきり理由を言いましょう。「嫌だ」といって泣けば、残るか一緒に帰るかの選択を、お母さんは口を挟まず本人に任せてあげましょう。不本意ながらも「残る」と自分で決めて続きの遊びに興じる事ができた時は、「お母さんがいなくても楽しく遊べた」という一つの自信に繋がります。たとえ「一緒に帰る」を選んだとしても、まず自分で決める事が大切です。そうして少しずつ自信がついてくれば、行動も変化していくでしょう。
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