静岡医療科学専門大学校作業療法学科の詳細情報

作業療法学科

時代が君を求めている！リハビリテーションのスペシャリスト。

作業療法学科の特長

カリキュラム

■３年間の流れ

○１年次…医療職としての基礎知識を学びます。
まず身体の仕組みや構造についての「解剖学」「生理学」「運動学」といった医学の基礎を学びます。また、教養科目も学び、幅広い知識と人間性を身につけます。さらに、作業療法学科の特長として、陶芸、革細工、茶道、華道などの体験を通して、作業療法士としての技術を学びます。

○２年次…作業療法学の専門知識を学びます。
色々な疾患を知るために臨床医学を学びます。また、「評価学」や「治療学」といったより専門的な知識を身につけます。全ての知識・技術を基に関連施設での実習を通して臨床へと結びつけると共に、患者さんに寄り添うことができる感受性豊かな作業療法士としての人間性も育成します。

○３年次…臨床実習で「作業療法」を学びます。
臨床実習と国家試験対策が中心となります。臨床実習では３ヶ所の施設で各２ヶ月間の実習を行います。１・２年次に修得した作業療法の基礎的知識を臨床実習の場面で統合します。国家試験対策も指導経験を生かし合格率１００％を目指しています。

学べる内容

■魅力いっぱいの授業

○作業療法技術論
陶芸という作品作りを通して、「作業活動」の身体的な面の効果のみでなく、精神的な面への効果も実際に経験します。自ら色々な作業を経験することで、「想い」を形にすることの喜びを実感します。

○義肢装具学　スプリント制作実習
スプリント制作には技術が必要です。義肢装具士の方や臨床で実際にスプリントを作成している作業療法士から直接学ぶことで、より高い技術を身につけることができます。

○作業療法学科・看護学科合同講義
「チーム医療を学ぶ」ことを目的に、看護学科と学生同士の合同授業を行っています。看護学科はベッドメーキングや手浴・足浴などの実技や感染対策に必要なガウンやマスクの着用方法、特殊な手洗い方法などを教えています。
作業療法学科は、作業をどのように効果的に治療に使うのかを実際に塗り絵や革細工などの作業をしながら教えています。学生同士の交流や互いに学ぶ専門職のことが理解できる非常に有効な機会です。

施設設備

■充実の施設

○第２機能訓練室
プラットフォーム、治療台といった実際の病院や施設で使用されるベッドや様々なタイプの車いすや杖などがあり、評価技術や実技技術を学ぶ教室です。座学で学んだことを実際に行うことで技術として修得していきます。

○多目的実習室
木工、陶芸、タイルモザイク、スプリントの制作実習など、大きな道具や特殊な機材を利用した様々な作業を体験しながら学ぶ教室です。

○青翔の間
茶道や華道を学ぶための和室です。茶道、華道ともに師範の先生が所作や礼儀作法まで丁寧に教えてくださいます。本校の学園祭である「青翔祭」では来場された方に実際に御茶の御手前を披露する機会もあります。また、華道でいけたお花は、校内のあちこちに飾られて、来客者や在校生の目を楽しませています。

資格取得実績

■4年連続100％の実績を誇る！作業療法士国家試験合格実績

2022年度卒業生　96%
2021年度卒業生　100％
2020年度卒業生　100％
2019年度卒業生　100％
2018年度卒業生　100％

卒業後の進路

■活躍が期待されるフィールド

● 医療
総合病院、地方基幹病院、リハビリテーション科を有する一般病院　など
● 福祉
保健所、職業訓練所、リハビリテーションセンター　など
● こころのケア
精神科病院、精神科関係施設　など
● 地域
訪問リハビリテーションセンター、介護老人保健施設、通所リハビリテーションセンター　など

主な就職先

■これまでの就職実績（2013年～2023年卒業生）

国立大学法人浜松医科大学医学部附属病院、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院、浜松赤十字病院、浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院、遠州総合病院、すずかけセントラル病院、磐田市立総合病院、中東遠総合医療センター、菊川市立総合病院、静岡リハビリテーション病院、藤枝平成記念病院、島田市民病院、市立御前崎総合病院、静岡厚生連清水厚生病院、NTT東日本伊豆病院、静岡てんかん・神経医療センター、掛川東病院、十全記念病院　他多数