佐賀県 佐賀市立鍋島中学校 | 循環型エコ活動 使い捨てカイロを再利用 水路浄化や花栽培 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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循環型エコ活動 使い捨てカイロを再利用 水路浄化や花栽培

佐賀県 佐賀市立鍋島中学校 45人の有志生徒のみなさん

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佐賀市立鍋島中学校の有志生徒が、今年9月「開発的生徒指導」の一環として循環型環境プロジェクトを始動させた。

「開発的生徒指導」とは、「出番・役割・承認」をキーワードに、プロジェクトや活動などに生徒たちの出番を設け、そのやり方を生徒が考え、実行し、成果をあげるまでの過程や努力をきちんと評価・承認する指導方法のこと。

今回の循環型環境プロジェクトは、前年度からの取り組みで、使い捨てカイロをペットボトルに詰め替えてろ過装置を作り、学校脇の用水路に沈めて水を浄化するもの。カイロは水に入れると鉄イオンを発生し、ヘドロ除去が期待できるという。

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始動当日は生徒会や環境委員など45人の生徒が参加。胴長を身に着けて用水路に入り、ごみや水草を取り除き、使い捨てカイロ60個を使ったろ過装置を設置した。今後、1~2ヶ月ごとに取り替えながら効果を測定し、次年度につながるデータを収集していく。さらに使用したカイロの中身は、校内清掃で集めた落ち葉を加えて腐葉土が作れるか試すという。

また、前年度使用したカイロの中身と土を混ぜて栽培土にし、育てた花をフリー参観日に地域の人々に贈り、活動を知ってもらうことで使用済みのカイロの提供を呼び掛ける。

中心となった生徒は、この循環型エコ活動を地域に広め、地域と共に取り組むためにも、参加生徒を集め、活動の継続を目指したいと意欲を見せていた。
(2019年10月掲載)

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