鳥取県 八頭高校 | 町特産柿の規格外品活用し菓子開発 町のPRへ一役 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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町特産柿の規格外品活用し菓子開発 町のPRへ一役

鳥取県 八頭高校 3年生のみなさん

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今年10月、鳥取県立八頭高等学校の生徒が、地元乳業メーカーと共同開発した菓子「やずレーヌ」が発売された。八頭町特産の高級柿「花御所(はなごしょ)柿」の規格外品を使った菓子で、生徒たちは、県内外に広く八頭町を知ってもらい、地域の活性化に繋げたいという思いから開発・商品化に挑戦した。

きっかけは、花御所柿の規格外品の活用法を考えていたJA鳥取いなばが、6次産業化に取り組む乳業メーカーに相談し、八頭高校に共同開発を打診したことから、3年生20人が総合的な探究の時間で取り組むことになった。

どんな菓子を作るか、乳業メーカーがいくつか提案した中で、生徒たちがマドレーヌを選定。花御所柿のピューレを使ったソースを生地に練り込み、柿のほのかな香りと優しい甘味が特長のマドレーヌに仕上げた。

生徒たちは「柿が苦手な人にも美味しく食べてもらえるよう、絶妙な風味を出すのに苦労した」と話す。また商品名も柿を前面に出さず、八頭町の菓子だと一目でわかるよう町名をそのまま使った「やずレーヌ」に決めたという。パッケージも生徒たちの提案を生かし、懐かしさを感じるレトロなデザインを採用した。

9月21日の完成報告会で試食した町長は、「しっとりしていて甘い。柿の味がほんのりとして、町をPRする商品になる」と評価。生徒たちは、食品ロスを減らす工夫や地域活性化について考える機会になったといい、今後も町の役に立てればと話していた。

「やずレーヌ」は乳業メーカーの直売所や道の駅などで販売され、観光客などから美味しいと好評という。
(2023年11月掲載)

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