【特集】井村久美子選手からの高校生へのメッセージ | 日本の学校

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アスリートからの熱いメッセージ

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井村 久美子選手 プロフィール

井村 久美子選手

プロ陸上選手 北京オリンピック日本代表(走幅跳)

PROFILE

1981年1月10日生まれ。山形県出身。小学校2年生から陸上を始め、6年生では5m18という記録を残し「天才少女」として話題を集めた。中学に進学後は12歳年齢別世界記録となる5m97を記録、全国中学生体育大会3連覇の偉業を成し遂げた。また3年生時には走幅跳、100mハードル、100mジュニアハードルで日本中学生記録を樹立するなどめざましい活躍をみせる。日本大学山形高校へ進学するが、父の仙台育英高校コーチ就任とともに同校へ転校。高校時代は記録が伸び悩んだが、福島大学に進学し2年時に出場した世界ジュニア選手権では6m43の日本ジュニア記録で銅メダルを獲得、100mハードルでも自己記録を更新し復活。その後、国内大会はもとより世界大会にも連続出場するなど活躍。2006年大阪グランプリでは6m86の日本新記録で優勝、アジア大会では6m81で金メダルを獲得した。28歳の誕生日となる2009年1月10日に再始動。プロアスリートとしてロンドンオリンピックを目指す。

井村 久美子選手の学生時代は・・・

指導者としても、父の存在は大きかった

井村 久美子選手写真
 子どもの頃はけっこうシャイな子だったんです。学校の授業でもなかなか手が上げられないような(笑)。みんなから注目されると、すぐに顔が真っ赤になって、緊張して何も言えなくなっていました。人見知りはするし、仲のいい友だちとしか話せなくて。

 そんな私が、両親から教わった“楽しいこと”が陸上でした。祖父も両親も陸上競技の選手だったので、その影響で、よく走ったり跳んだりして遊んでいましたね。そのうちに段々と父が熱心に教えてくれるようになり、私がちょっと跳べたりすると「お前は天才だ」とか褒めてくれて。褒められるのが嬉しくて、小学校時代は父がコーチをしていた「スポーツ少年団」というチームに入り、頑張っていくうちに陸上にのめり込んでいきました。それが父の教育方針だったのかもしれませんね(笑)。

 当時を振り返れば、小学校時代からどんどん記録を伸ばせたのは、いつも励まし、支えてくれた父の言葉や存在が大きかったと思います。中学に入学して陸上部に入りましたが、そこでもやはり父が指導をしていましたから、私自身も安心して陸上に打ち込めました。

 ところが日本大学山形高校に進学してからは、長いスランプの始まりでした。学校生活は友だちもたくさんいて楽しかったし、いろんな大会に出場して経験もできたんですが、記録は伸びなかった。

 ひとつには、中学から高校に進学して体重が15kgも増えてしまったことですね(笑)。競技に対する意欲もわかなくなり、年頃ですから、太ってしまったことに落ち込んだりもして。

 普通の高校生のようにおしゃれしたり遊んだりしたい自分と、競技に打ち込みたい自分の間にジレンマもあって、辞めたいと思うこともあるような時期でした。
 また、高校1年の時にアトランタオリンピックの選考会で落ちたことをひきずっていたのもあります。

スランプからの脱出、そして世界大会への挑戦

やっとつかんだオリンピック出場に酔っていた

井村 久美子選手写真
 スランプ時代も父は「自信さえ取り戻せたら、絶対に跳べる!」といつも励ましてくれていました。でも転校後もなかなか思うようにはいかなくて、スランプを脱出できたのは福島大学に進学してからでした。不安もありましたが、今までどれだけ父に甘えていたかということにも気づくことができました。でも、いつも頭の中には父の言葉がありました。

 減量に成功したこともあり、記録を出せたのが大学2年の時でした。そして3年の時には当時の日本記録を出すことができました。父が言っていた通り自信を取り戻せたからこそ得ることができた結果だと思います。

 その後、アジア大会をはじめ、世界陸上エドモントン大会から大阪大会まで4大会連続で出場することができましたが、昨年出場がかなった北京オリンピックは格別でした。小学校で陸上を始めた時からの夢がオリンピック出場でしたから。それまで、なかなか出られそうで出られない時代があったので、やっとチャンスをつかんだ時には「オリンピック選手」という言葉に酔ってしまいました(笑)。

 実際にオリンピックは、選手ひとりひとりにとっても4年に一度のチャンスをつかんだという思いと、メダルにかける気迫がすごくて、やっぱり一流の選手が集まっているという独特の雰囲気でした。その中で、雰囲気にのまれてしまったり、プレッシャーに負けてしまった自分がありました。だからこそ、4年後のオリンピックにもう一度挑戦したいと強く思うようになりました。

井村 久美子選手からのワンポイントアドバイス

筋肉を作り鍛える上でも、補強は重要です

井村 久美子選手写真
 高校生の時期は体が変化しやすい時でもあります。特に女性は、私もそうだったんですけど、ふっくらとしてきたりして。女性ホルモンも活発になるんでしょうね。でも、そんな時期だからこそ体づくり、自己管理に気をつけたうえで、基本練習をすることが大事です。

 私の場合は、走りこむ、跳ぶ、ハードルの練習が主要でしたが、プラスαもありました。

(1)ウォーミングアップ・・・これは、どんなスポーツでも必ず必要です。

(2)走る・・・陸上競技の基本ですが、私の場合は150mを3本走って、それを3セットやっていました。

(3)スタートダッシュ・・・20m、30m、40mと距離を伸ばしながら練習するといいでしょう。これを5セットはしていました。

(4)跳ぶ・・・走幅跳には大事な練習ですが、ここで気をつけることはリズム感です。せっかくの跳躍もタイミングが合わなければ記録にはつながりません。日頃からリズム感を身につけるためには、日常生活のなかで音楽にふれるのもいいと思います。

(5)ハードル・・・スタートダッシュと跳ぶリズム感を生かしてください。

(6)体の補強・・・実は陸上選手にとっては重要なこと。ただがむしゃらに走って跳ぶだけでは筋肉を痛めて怪我につながる危険もあります。練習の後はゆっくりと筋肉をほぐすようなつもりでやるといいでしょう。ちなみに私はメディシンボールを使って、横から、上からと投げるようにしていました。徐々に筋肉をほぐしながら補強できるいい運動です。

(7)体のケア・・・私の場合は寝る前のストレッチです。毎日、腹筋を20回、背筋を20回、腕立て伏せを20回。これは補強にもつながります。地道なようですが体づくりには重要、毎日続けることが大切です。

 以上が私の練習内容ですが、特に走幅跳には基本の走る、跳ぶ、リズムをつかむに加えて、補強が重要だと思います。全ての練習を無駄にしないためにも、体づくりを心がけてください。

井村 久美子選手からみんなへメッセージ

どうやって壁を乗り越えるか、そのプロセスが力に

井村 久美子選手写真
 私は高校時代、スランプになって悩んだり苦しい時期がありました。陸上を辞めたいと真剣に思ったこともあります。でも、苦しいときこそ諦めないことが大事なんだと思います。

 目の前の壁をどうやって乗り越えるか。練習に打ち込むのか、視点を変えてみるのか。方法は人それぞれですが、乗り越えようとするプロセスが実は大事なんじゃないでしょうか。

 私は壁をクリアできた時の達成感がすごく好きだから、陸上を続けてこられたと思います。オリンピックという目標に向かう途中で、時間がかかっても諦めなかった。だから今、ここにいる。

 みなさんも苦しくても諦めないでほしい。壁の向こうにある幸せをイメージしてみてください。私も、ロンドンオリンピックで7mを跳ぶことをイメージして頑張ります。

※この記事は2009年4月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

右代 啓祐選手
右代 啓祐選手(陸上選手(十種競技))
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荒井 広宙選手

2022年5月

長野県中野実業高等学校 出身 福井工業大学 出身
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多田 修平選手(陸上選手)
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飯塚 翔太選手(陸上選手)
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上原 美幸選手
上原 美幸選手(陸上選手(長距離・マラソン))
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ディーン元気選手(陸上選手(やり投げ))
自分には何が大事なのか、妥協せず、模索して見つけたい
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新井 涼平選手(陸上選手(やり投げ))
今だからできることを、思いきり楽しんでほしい
藤光 謙司選手
藤光 謙司選手(陸上選手)
積極的に挑戦した経験は、決して無駄にはならない!!
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山縣 亮太選手(陸上選手)
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2011年10月

為末 大選手(陸上選手)
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金丸 祐三選手(陸上選手 北京オリンピック日本代表(男子400m))
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高平 慎士選手(陸上選手 北京オリンピック銅メダリスト)
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朝原 宣治選手(陸上選手)
挑戦する、経験することが大事
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伊東 浩司さん(元陸上選手)
向上心、チャレンジ精神が自分を強くする
高野 進さん

2006年6月

高野 進さん(元陸上400m選手 日本記録保持者)
自分には選択肢はない、という気持ちでエネルギーを注いできた

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一