大学入学共通テスト当日の注意点|大学受験はJS88.com

大学入学共通テスト 直前アドバイス
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ステップ2.試験当日の注意点

1.試験会場に着いたら設備を確認しよう

会場について自分の席にたどり着いたら、トイレ等の設備を確認しましょう。混雑のことも考えて、2カ所程チェックしておくと安心です。
自分が座る席の机や椅子の具合はどうか、念のため確認しましょう。もし故障していたり、極端に座りづらかったら、試験監督に相談しましょう。
なおくれぐれも、入室時間ぎりぎりに会場に着くことが無いように、余裕を持って家を出発しましょう。

2.選択科目の解答のしかたには要注意!

選択科目の詳細は、こちらのページで確認してください。

■<注意>出願時に申請した方法以外では解答できない

1日目の「地理歴史・公民」と、2日目の「理科①」および「理科②」は、出願時に解答科目数や解答パターンを決めています。試験当日に変えることはできませんので注意してください。
また、「外国語」のうち「英語」以外の科目、「数学」のうち「簿記・会計」と「情報関係基礎」は、出願時に希望していなければ、当日その科目は受験できません。

■<注意>「地理歴史・公民」と「理科②」は、「解答の順番」にも注意!

1日目の「地理歴史・公民」と、2日目「理科②」は、それぞれ最大2科目解答可能で、最初の時間に解答する科目を「第1解答科目」、後の時間に解答する科目を「第2解答科目」と呼びます。
(※第1解答科目を何にするかは、試験当日でも選べます)
志望する大学が、そのうち「第1解答科目」のみを合否判定に使う場合は、注意が必要です。以下の例を見てください。

例:「理科②」において、「第1解答科目」を合否判定に利用する大学の場合

第1解答科目>で物理を選び、70点だった

第2解答科目>で化学を選び、85点だった

物理70点
合否判定に使われる

ポイント

  • ・志望大学が<第1解答科目>を合否判定に使用する場合は、たとえ<第2解答科目>のほうが高得点であっても、その科目は利用できない。
  • ・したがって、試験当日は、得意科目、高得点が取れそうな科目を先に解くべき。

※大学ごとに、科目の利用のしかたは異なるので、必ず各大学の募集要項を確認してください。

3.試験監督の指示を聞き漏らさないようにしよう

監督者からは、解答前に必要事項(氏名、フリガナ、受験番号、試験場コード、解答科目等)を記入するよう指示があります。良く聞いて、抜けの無いように、順番に丁寧に記入していきましょう。
一人で先に記入し始めたりしないようにしてください。
分からないことがあったら、静かに手を上げて監督の指示を仰ぎましょう。

ポイント

  • 「氏名」「フリガナ」「受験番号」「試験場コード」「解答科目」を、
    試験監督の指示に従って、落ち着いて、正しくマークシートに記入すること。
  • ・「受験番号」や「解答科目」に正しくマークされていないと、採点ができないおそれがある。

4.休み時間の過ごし方

大学入学共通テストは、各試験科目の間の休み時間が長いです。時間を持て余して、集中力が途切れたりすることのないよう、何をするかを事前に決めておくと良いでしょう。

<1日目の時間割と休み時間>
(地理歴史・公民を2科目受験する場合)

「地理歴史・公民」の試験時間

「国語」の試験時間

「外国語(筆記)」の試験時間

「英語(リスニング)」の試験時間

昼休み

休憩時間

休憩時間

<休み時間の過ごし方の例>

  1. ①次の試験科目の準備
    持ってきた参考書やノートを見返して、次の科目に向けて頭を切り替えましょう。
  2. ②食事・軽食
    昼食以外の時間でも、おやつ等を食べるのも良いでしょう。食べ過ぎには注意。
  3. ③トイレに行く
    1回の試験時間が長いので、休み時間ごとにトイレはきちんと済ませておきましょう。
  4. ④構内を散歩
    外の空気を吸って頭をリフレッシュ。
    (迷わないように注意!)
  5. ⑤友人と雑談
    誰かとの会話も気分転換になるでしょう。
    ただし、終わった試験の答え合わせ等は、やめておいた方が良いでしょう。
    (間違いが分かると、落ち込んで次の科目に影響が及ぶため)

5.1日目と2日目の間の過ごし方

1日目が終わったら、食事や休養をしっかりととって、2日目に向けて備えましょう。
1日目の結果が気になって、解答速報を見たい受験生も多いと思いますが、このタイミングでの自己採点は、結果次第では、2日目に悪い影響を及ぼしかねない(結果が悪くて落ち込む、予想より結果が良くて油断する 等)ので、あまりおすすめはできません。
まだ試験は折り返しです。終わった試験を今振り返るより、2日目に向けての準備に時間をとる方がよいでしょう。

6.もしこんなトラブルが起きたら?

■「遅刻しそう!(遅刻した!)」

遅刻した場合は、「試験開始から20分以内」であれば、入室・受験が認められています。ただし以下の例外もあります。

<例外>

  • 「英語リスニング」は、試験時間までに入室できていないと受験できません。
  • 「地理歴史・公民」および「理科②」で2科目を受験する人は、1科目の試験開始20分以内に入室できないと、2科目めも受験できません。(2科目めの開始時間に間に合っても、受験させてもらえません)

天候や事故等で交通機関に遅れ・運休があった場合は、受験票に記載の連絡先まで電話して、指示を仰ぎましょう。

■「病気・ケガで、受験できなくなった!」

試験の前日および試験当日に、本人および代理人が「受験票」と「医師の診断書」をもって試験会場に行って申請すれば、「追試験」を受けることが可能です。
申請に行けない場合は、電話で状況を報告し指示を仰ぎます。

■「受験票を忘れた!(なくした!)」

試験会場の「試験場本部」に行って、仮受験票を発行してもらいます。

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一