工学部
人工知能の研究拠点、AI時代における工学研究の最前線で学び、
未来の社会に貢献できるエンジニアに。
工学部の特長
- 学べる内容
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■AI(人工知能)やデータサイエンスなど情報科学系の授業を拡充
情報通信分野に限らず、ビジネスの多様な領域にAI(人工知能)が組み込まれており、多方面でAIの知識・技術を持った人材が求められています。本学部ではそんな社会のニーズに対応するために、AIやデータサイエンスなど情報工学系の授業を、全学科で拡充。社会で真に求められる工学人材を育成します。
■体験的なカリキュラムで着実に実践力を修得
●工学実験と演習
工学の基礎力を身に付けるうえで重要なのは「体験的理解」です。工学研究、特に開発や製造の現場では理論通りにいくことはまれであり、それだけに体験を通した発見や成功の喜びが学ぶ意欲になります。こうした考え方から本学部では、基礎段階から「実験」と「演習」を積極的に取り入れています。さらに、研究室でのプロジェクト研究を通して高度な専門性と実践力を獲得しています。
●プロジェクト研究
実社会における実際の課題の解決を研究目標とするプロジェクト研究を通じ、実社会と関わりを持ちながらチームで活動することで社会人に求められる基礎力の向上を図ります。
●学外との連携
トヨタ自動車などの一般企業や、他大学と連携した研究も行っています。国内外の企業・大学が参加するさまざまな世界大会で入賞するなど、その成果は国内外で高く評価されています。もっと見る
- 学部・学科・コースについて
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■機械システム工学科・・・メカトロニクス、ロボティクス、知能システムなどを学ぶ
ものづくりのベースとなる「メカトロニクス」、機械工学とITが結びついた「ロボティクス」、人間情報やAI、制御理論を学ぶ「知能システム」の3つの履修モデルを設定しています。
機械工学や情報工学の基礎となる科目のほか、実験・演習系科目も充実。また、実際の設計・加工・組立作業を伴う体験型授業やプロジェクト研究を通じて、「ものづくり」の現場で即戦力として活躍できる、高度な基礎能力を持ったエンジニアを養成します。
■電気電子工学科・・・制御・メカトロニクス、エレクトロニクス、通信などを学ぶ
機械・電気・情報技術を融合させた「制御・メカトロニクス」、電子回路・デジタル回路、半導体の設計と応用を目的とする「エレクトロニクス」、次世代のネットワークや無線通信技術の開発を目指す「通信」の3つの履修モデルを設定しています。
情報工学や実験を通じて工学の基礎を学んだうえで、製作実習・プロジェクト研究へ挑戦し、 急速に進化する電気電子産業の最前線で活躍できる知識と実践力を身に付けます。
■情報工学科・・・コンピュータエンジニアリング、人工知能・データサイエンス、ウエブネットワークなどを学ぶ
ハード・ソフトウエアや情報システム開発を学ぶ「コンピュータエンジニアリング」、AIやデータサイエンス技術を修得する「人工知能・データサイエンス」、ウエブやネットワーク技術を学修する 「ウエブネットワーク」の3つの履修モデルを設けています。プログラミング技術の修得を基礎に、情報技術に関する幅広い知識を有し、現実を科学的に分析、 把握できるコンピュータ技術者、AIやネットワーク分野の技術者を育成します。
■メディア工学科・・・メディア技術、メディアデザインなどを学ぶ
データサイエンスやAIをふまえ、映像・音響メディアの処理技術を学ぶ「メディア技術」、情報デザインや表現技術を学ぶ「メディアデザイン」の2つの履修モデルを設定しています。基礎となるデータサイエンス、AI、プログラミング、ウエブ技術と共に、CG、VR、MRなど多様なメディア技術とデザイン思考を学び、情報表現のシステムを開発し、社会に貢献できるエンジニアを育成します。もっと見る
- 環境
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■名古屋・豊田の両キャンパスに学科を設置
〇ものづくり学術交流拠点の名古屋キャンパス
[設置学科]機械システム工学科、電気電子工学科
周辺に各種学術研究施設が集積する名古屋キャンパス。外部研究機関との連携も視野に「学術交流拠点」として、大型研究施設群「工学部実験棟」などを整備しています。
〇IT産学連携拠点
[設置学科]情報工学科、メディア工学科
すでに多様な企業との共同研究が進行し、理工学研究で約30年の実績をもつ豊田キャンパス。「IT産学連携拠点」として、さらなる情報技術研究の機能強化のための施設を整備しています。
〇Wコア連携
ものづくりに関する先端研究施設が集中立地する名古屋八事地区と、多様なものづくり企業が拠点を置く豊田の両都市に4つの学科を分散配置している本学部。最先端の施設整備により各学科の研究機能を強化しつつ、それぞれの立地条件を活かして多様な学術研究交流、産学連携研究を展開していきます。もっと見る
- 施設・設備
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■充実した実験・開発・研究施設で最先端の研究ができる
機械システム工学科、電気電子工学科を設置する名古屋キャンパスは、学術研究機関が集結する文教地区の中心地に位置。最先端の実験・研究施設を集約した「工学部実験棟」をはじめ、最先端の実験・開発・研究が可能な最新鋭の設備が整備されています。地下1階、地上3階建ての工学部実験棟では、機械加工室や作業室のほか、電波暗室など最先端の研究ができる特殊実験室も整備しています。理工学研究において約30年の歴史を持つ豊田キャンパスは、「人工知能高等研究所」を核に情報科学研究の全国的な中核施設となっており、さらなる情報技術研究の機能強化のための施設・設備の整備が図られる予定です。
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- 資格について
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■取得できる資格(電気電子工学科)
第一種電気主任技術者(卒業後実務経験5年以上)、第二種電気主任技術者(卒業後実務経験3年以上)、第三種電気主任技術者(卒業後実務経験1年以上)、第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士、高等学校教諭一種免許状(工業)
※その他、学部での学びが活かせる資格があります。もっと見る
- 主な就職先
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■主な就職内定先(2023年3月卒業生実績/2023年3月現在)
スズキ、ダイハツ工業、アドヴィックス、神戸製銅所、豊田合成、トヨタ紡織、イビデン、浜松ホトニクス、NTN、TDK、オーエスジー、矢崎総業、ヤマザキマザック、タカラスタンダード、アイホン、カプコン、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、楽天グループ、ディー・エヌ・エー、日立システムズ、インテック、システナ、デンソーテクノ、エヌ・ティ・ティ・データ東海、トランス・コスモス、ジャステック、三菱電機エンジニアリング、大塚商会、きんでん、トーエネック、東邦ガス など
(上記の他、大学院研究科へ進学)もっと見る
工学部の概要
- 定員320名
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費166万5000円
※2025年4月現在のものです。
工学部の学科・コース・専攻
- 機械システム工学科
- 電気電子工学科
- 情報工学科
- メディア工学科
学べる学問
- ・数学
- ・物理学
- ・機械工学
- ・航空・船舶・自動車工学
- ・システム・制御工学
- ・情報工学
- ・通信工学
- ・電気工学
- ・電子工学
- ・画像・音響工学
目指せる職業
- ・ロボット開発技術者
- ・Webデザイナー
- ・機械設計・技術者
- ・電気主任技術者
- ・電気通信主任技術者
- ・システムエンジニア(SE)
- ・CGクリエイター
- ・CADオペレーター
- ・Webプログラマー
- ・情報セキュリティアドミニストレータ
資格
- ・映像音響処理技術者
- ・電気通信主任技術者
- ・応用情報技術者試験
- ・基本情報技術者試験
- ・ITストラテジスト試験
- ・Linux技術者認定資格(LinuC)
- ・情報処理安全確保支援士試験
- ・CCNA(Cisco Certified Network Associate)
- ・高等学校教諭免許状
- ・Webデザイナー検定
その他の学科の勉強が役立つ資格・検定
【全科共通】プロジェクトマネージャ、エンベデッドシステムスペシャリスト
【機械システム工学科/情報工学科/メディア工学科】システムアーキテクト、システム監査技術者、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定、CAD利用技術者
【電子工学科】第一級陸上無線技術士
【情報工学科】MCP
【メディア工学科】CGクリエイター検定