お辞儀・立ち姿勢・座り姿勢 ひとつひとつの動作を丁寧に/JS日本の学校
面接アドバイス
面接の際のお辞儀・立ち姿勢・座り姿勢のポイント

■座り姿勢
印象を良くする座り姿勢を心がけましょう。
□「ながら動作」は絶対ダメ!
ながら動作はそれだけでだらしない印象を与えてしまうことがあります。礼にしても同じこと。まず挨拶をしてからお辞儀をするように、言葉と動作を区切ってキビキビとした立ち居振る舞いをしましょう。

□気を抜いてはダメ!
回答が終わったからと気を抜いてはいけません。会話をしていない時でも常に見られています。姿勢を崩さずしっかり面接官を見ていましょう。集団面接では特に注意が必要です。他の受験者が話をしている時は発言中の受験者の話を聞き、気を抜いてはいけません。

最近の面接の傾向

少し変わった質問

・ おこづかいは何に使っていますか
 →あなたの計画性が見られています。聞かれない限りは金額等を細かく答える必要はありません。
・今朝は何を食べましたか
 →緊張をほぐすための質問です。食べていなくても正直に答えましょう。

・何か挫折した経験や悔しかった経験はありますか
 →頑張ったことだけではなく、失敗について聞かれることもあります。正直に答え、今はどう改善したのかを伝えましょう。


「なぜ変わった質問をするのか?」
なぜ学校(会社)は変わった質問をするのでしょうか。その大きな理由として、最近の採用は「コミュニケーション能力」と「人柄」を重視する傾向があることがあげられます。「コミュニケーション能力」のある人は想定外の質問でもきちんと受け答えができます。また用意してきた答えを読み上げるだけの面接では、あなたの「人柄」は分かりません。面接はあくまでもあなたを学校(会社)に知ってもらう場所なのです。

雑談形式の面接が増えている

「雑談で受験生のありのままを見る」
最近は雑談形式で面接をする学校(会社)が増えています。用意された回答よりも、あなたという人間を知りたいという考えの表れと言えるでしょう。しかしあくまでも「面接」という大切な場です。友人と話すように面接官に回答しないよう気をつけましょう。

新しい形式の面接試験

「グループワーク」
生徒複数名:面接官複数名/40~60分程度複数名で協力しながら1つの課題に取り組む試験で
す。コミュニケーション能力が重視されます。この形式は大学生の就職試験では以前より一般的ですが、高校生の就職試験でも導入が始まっています。

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一