部活動辞める？辞めない？：１４歳 | １３才からお友達 学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ - 学校情報日本の学校

成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ／部活動辞める？辞めない？：１４歳

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１３才から　中学校以降  3.お友達、学校とのかかわり方
Q 『部活動辞める？辞めない？：１４歳』
　中２の息子のことです。１年生の時にブラスバンド部に入りました。しかし学年が上がり、数少なかった男子の先輩も受験で引退してしまい、女子だけの部活となってしまい、同じ男性がいないことでややいずらさが出てきました。楽器は楽しいけれど女子だけで肩身が狭いと思い、友人のいる科学部に移りたいと辞めたい意向を示しました。
　顧問の先生からはせっかく２年も続けてパートもしっかりしているので、嫌になったのではないのであれば、このままいてはどうかと言われています。本人も少し悩んでいるようですが、親としても「２年間よくがんばったし、楽器は楽しいと思っているんだから頑張ってみたら？」と声かけしたいのですが、私から見ても部活の女子のパワーは凄く、息子はいつも気押されているように見えてしまいます。少しでも頑張れる要素があればそのまま頑張ってくれたらと思うのですが、どう話せばいいものでしょうか。
A イラスト　～どうしたらいいか迷った時には～
１，２つのクラブに所属して様子を見る
２，しばらく離れてみる
３，本物に触れさせる

　１は、学校の方針にもよりますので先生に相談してみないと分かりませんが、二つのクラブを掛け持ちさせてもらうというのはどうでしょう。お子さんの希望通りに科学部に入部しますが、同時にブラスバンド部も部員として、籍だけ残しておく形を取ります。ブラスバンドは、演奏曲目によっては人手が必要なときもありますし、発表会などの時はエキストラも欲しいはずです。もしかしたら女の子達から「お願い、ちょっと力を貸して欲しいの」と頼まれることもあるでしょう。助っ人として参加することで、自分の存在意義を新たに見出すこともありますし、自分にとっての音楽を再認識できるかもしれません。

　２は、少しの期間休部させてもらうのも一つと思います。１と同じ、意識の確認になりますが、大好きな音楽から少し離れてみることで、自分にとっての音楽がどんなものであったかを落ち着いて確認することができると思います。女子ばかりの環境が嫌だからクラブを辞めるのか、音楽が好きだからクラブを続けるかです。また周りの女の子達にも、考える時間が与えられます。女子ばかりの所に男子が一人いれば、それなりの気遣いをするのも当然のことです。先生も交えてクラブ全体としてのあり方を考えるのも、みんなの教育になるのではないでしょうか。

　３は、子どもの音楽性を育てる近道は、いい音楽を聴かせてあげることです。本物といっても、一流でなくていいのです。ブラスバンドが好きで楽しんで頑張っている学生の発表会や、地域のコンサートに連れて行ってあげてはどうでしょう。感動できる音楽に触れることで、お子さんの迷いが吹っ切れるかもしれません。
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