口より手が出てしまう子には：４歳 | ６才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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１ミニッツアドバイス！

3.お友達、幼稚園とのかかわり方

『口より手が出てしまう子には：４歳』
　年少の息子について。貸して、貸してあげるや遊ぼうなど、息子なりに気持ちを伝えようと一生懸命話しているのですが、相手にうまく伝わっていない事に息子がイライラし始め、手に持っているオモチャを奪ったり、投げつけたり、叩いてしまったりする時があります。
　息子自身が口ごもって話したり、肝心な事を言っていなかったりするので、子どもどうしとなると雰囲気で察するのも難しいと思います。私に対して手が出る時は「イライラしないで」と抱いたり「こう言ってみようね」と言ったりしていますが、先日園では叩き合いにまでなったと聞きました。今は息子を信じて、成長していくのを見守るしかないのでしょうか。

６才まで　幼稚園の時期／お友達、幼稚園とのかかわり方

「わが子もよその子も含めて信じてあげましょう」
　まだ４歳ですので社会性はこれから少しずつ身に付いていきます。成長していく力を信じて、見守ってあげましょう。
　見守る中で、我が子だけを信じるのではなく「子ども達全体」を信じてあげると客観的に見られます。子どもたちは、お互いに仲良くしたり喧嘩をしたりしながら、ルールを作っていきます。周りの成長に助けられ気付いていく事もあります。また逆に、わが子が周りの誰かを助ける事もあるでしょう。お子さんなりに、上手に友達遊びができている部分もあると思いますので、心配せず笑顔で園での話を聞いてあげましょう。

「家庭でできる取り組み」
　「はい、どうぞ」と「ありがとう」の言葉をたくさん使ってみましょう。
　たとえばグラスにジュースを注いであげる時に、「はい」とだけ告げるのではなく、にこやかな笑顔で「はい、どうぞ」と好意が相手に伝わるように意識してみましょう。同様に「ありがとう」の時もいっぱいの笑顔を向けてあげましょう。人に優しく接する事や接してもらえる事の喜びを発見していきます。特に、何かを手渡す、貸してもらう、促す等の動作の中で実践してみてください。わが子がすぐに「はい、どうぞ」や「ありがとう」ができなくても、意識の中に少しずつ蓄積されていきます。